こんにちは、ゆーでぃです!
さて、前回の転職体験記では、建設コンサルタント勤めだった僕の転職理由と転職時期について書きましたが、今回は、それでは実際にどう始めたのか、ということについて書いてみたいと思います!
結論を先に行ってしまうと、初めての転職ならばエージェントを使った方がいいんじゃないかな、というのが僕の感想です。。。その理由も含めて書いていきます!
僕の使った転職支援サービス
転職活動を始めようと思った時に、まずは転職支援サービス(転職エージェント/サイト)に登録するのが一般的と思いますし、僕ももちろんそれは踏襲しました^^
ただ、問題なのはどのサービスを使うのかということ。。。
周りに転職している友人に紹介したり、ネット情報も見ながら、最終的に気づいたら次の4つを使っていました。いわゆる転職エージェントの他、転職サイトにも登録した形になります。
転職支援サービス | 種類 | 僕の登録理由 |
doda | 転職エージェント | 大手の転職エージェントで幅広い求人を取り揃えているし、30台前半にも強いというのを見かけたため。 |
Robert&Walters | 転職エージェント | 外国語を使うことも転職先要件に考えていて、外資系求人に強いサービスだと聞いていたため。また、友人もこちらのエージェントを使っていてよかったという話も聞いていたため。 |
Green | 転職サイト | フランス語を使う求人を探していた所、たまたま見つかった求人がGreenのものだったため。 |
Wantedly | 転職・ビジネスSNS | プログラミングの勉強もして、ベンチャーやITも選択肢の候補に入れており、プログラミング転職界隈で有名だったため。 |
こうして見ると色々使っていますが、登録した順番は、Wantedly→doda→Green→Robert&Waltersでしたね。
本来あまり登録順番は関係ないんですが、Wantedly登録した時の経験は、初め転職活動始めよう!とは決めていたものの、宙ぶらりんだった自分の背中を押してくれたように思うので、次から各サービスを使った時のお話を上の順番に沿ってできればと思います。
各サービスでの体験談
Wantedly
Wantedlyは、僕が一番初めに登録した転職サービスになります。元々、転職活動を始める前にプログラミングの勉強をしていて、IT関係の転職も面白そうかなと漠然と考えていた時、Twitterやインターネット情報で「未経験IT転職ならWantedlyも活用」なんてのが目に入ったので、登録しました^^;
公式サイト:Wantedly
ざっと求人探してた時はあまりまだ自分の中で軸も決めきれてなく、どうしよーかななんてウジウジしてたんですが。。。
このWantedly。スカウト機能があり、企業側からもWantedly参加者のプロフィールが閲覧できて、メッセージを送れるようになってるんですね。
それで登録から2週間ぐらいした時に、僕に一通スカウトメールが来たんですよ!ちゃんと僕のプロフィールを見て、送ってくれたメッセージであることが文面からわかり、正直かなりテンションが上がりました^^
スカウトは「まずお話だけでも!」という内容だったので、「それなら。。。」と思い返事したんですが、間違いなくウジウジしてた僕の背中を押してくれた出来事だったと思います^^;
スカウト来たってのは、もちろんたまたまということもあると思います。ただ、WantedlyはIT系に強くベンチャーも多いプラットフォームなので、しっかり経歴を書いてアピールすればスカウトは来るのではないかなという気がします。(僕は、全く業務未経験でプログラミング勉強中の旨だけ記載してましたが、それでも2社スカウトメールいただけました)
ちなみに全くの偶然だったのですが、この時スカウト頂いた企業は僕が当時勤めていた建設コンサルタント会社で共同研究していた企業でした。。。
なのでIT企業でもそういった分野に取り組んでいる所もありますし、建設コンサルタントで働いた経験が全く活かせない訳ではない、と思いました。
結局僕は、その企業だけお話聞いてその後はdodaの方に主軸を置いたので、あまり使いませんでしたが、ITという分野とベンチャー系が気になっているなら、メインで使うのは大いにアリだと思います!
WantedlyはIT系に強く、ベンチャーも多いプラットフォーム!建設コンサルタントでもITの興味関心を絡めつつ、しっかり経歴を書いていれば、スカウト来る可能性は十分ある!転職活動考え始めで、「待ち」姿勢の人でもスカウトくるのがきっかけで動く気持ちに弾みがつくかも!
doda
dodaは、最終的に僕が転職先を決めた転職サービスです。こちらはいわゆる「転職エージェント」になります。やり取りは最終的には利用した転職サービスの中では最も長かったし、一番お世話になった所じゃないかなと思います。
利用の仕方としては、まず登録すると、対面での面談を設定されます。この面談で担当になったエージェントの方が自分をメインで見てくれる方というわけです。
一方で、dodaに登録すると、担当エージェントとは別に、案件を紹介してくれる別のエージェントからメールが来るようになります。
一番初めに担当になるエージェントが、転職希望者のニーズを聞いて広くニーズにあった求人を紹介してくれるのに対し、後者の案件紹介のエージェントは、企業付きのエージェントになり、こちらは業界特化で企業とやり取りをしながら、適性の合いそうな転職希望者に声をかけていくスタイルのようです。
僕の場合は、初めこそ担当エージェントとやり取りして、2つぐらい求人に応募したんですが、どちらも選考途中でお祈りが来まして苦笑
分野も自分の希望に沿って、ITやら建設やらコンサルやら色々探してもらってそこは助かったんですが、個別企業の対応という所ではちょっとうーむと感じていた部分もあって。。。
それで途中からとある求人紹介でやり取りを開始した企業付きのエージェントの方の方と、メインでやり取りをさせてもらっていました。こちらの方はエネルギー/建設業界に特化していた方だったので、当時の勤め先のことも知っていたり、業界に明るかったのが良かったんですよね。紹介求人の企業の雰囲気もよくご存知なので、面接対策も、業界全体の中でのその企業の位置づけから説明していただいたり、転職理由から志望理由のポイント添削まで丁寧にしていただいて非常に心強かったです。
また、これはエージェント一般に言えることですが、本当に企業とのやり取りを自分に代わってやってくれるというのは本当に助かります!僕の場合は、転職活動中に一時期仕事が立て込んできて、面接日程確保しづらいことがあったんですが、そんな時も事情をエージェントに伝えておけば、企業とそのあたりの日程調整のやり取りもしてくれるので、本当にストレスが減ります^^ 後はよくいわれる年収交渉ですね。こちらもエージェントに希望を伝えれば後は(結果はエージェント次第ですが)、交渉してくれるのでとても助かります!
身もふたもない言い方ですが、エージェントの方は当たり外れあると思います。なので、一概に業界特化型のエージェントがいい!ということもできないですが、もしまだ転職希望の業界が幅広いのだったら、担当エージェントと進めればいいし、業界が定まってきて面白そうな企業を紹介してくれるエージェントがいれば、その人と進めるという進め方もいいんじゃないかなと思います。
dodaは大手の転職エージェントだから求人も多いし、エージェントの助けを借りながら進められるのは大きな強み!建設業界に強いエージェントもいて、面接対策のような転職活動そのものだけでなく、キャリア相談みたいなこともしてくれるので、そういったエージェントに希望を伝えながらキャリアを考えたいという方にも向いていると思います!
Green
GreenもIT/Web業界に強みを持つ転職サイトになります。ここは僕がフランス語使えそうな仕事の求人ないかなーとたまたま検索かけたら面白そうな求人がヒットしたので利用した所です^^; あくまでIT/Web業界関連の会社の求人が多いだけだったので、プログラマー関連でなくても、コンサルや事業企画の職種も多いので、そういうことに興味がある方は一見の価値ありかもです。
公式サイト:Green
このサイトは、求人検索で興味持った求人には「気になる」ボタンを押すことで、その企業に興味を示すことが可能で、もし先方企業もその候補者に対して関心あればマッチングのお知らせが来るような機能が付いています。(もちろんマッチングしなくても応募は可能)
また、Wantedly程ダイレクトなスカウトメールは来ないですが、企業側からも「気になる」されることもあるので、そういう所から話を聞きに行くはありかもしれないです。
但し、ここも転職エージェントと違って、全ての交渉は自分で行う必要があるので、その点はちょっと大変です。
僕の場合は、一つ「気になる」していたベンチャーから返事をもらい、やり取りを開始しました。僕はこの時までにいくつかエージェントとのやり取りは面接も受けていて、気にすべきポイントや交渉のやり方も多少わかるようになっていたので、あまり気になりませんでした。が、そうでなければ、面接数をこなすとか、並行して転職エージェントとのやり取りでそういうのを学ぶとか、企業との面接交渉の経験を積んでおくというのは必要な気もしました。
また地味に良かったのが、ここの求人はベンチャーも多いからか、面接時間が就業時間後でもオッケーだったこと。(求人にそういう項目も表示されるのでチェックがしやすい!)19時からの面接も大丈夫だったので、有給を余計に消費せずに済んだのはかなり助かりました^^;
建設コンサルタント業界も残業削減を推進しているところも多いですし(ノー残業デーとか)、仮に有給が取れなくても面接に行きやすい案件が多いのは良かったですね^^
GreenもWantedlyと同じく、ITやWeb業界に強いですが、掲載されている求人も違う印象なので、分野あるいはベンチャーに興味があるならチェックするのはありだと思います!また、就業時間後に面接行けるかも明示されているので、面接日時の手間も少し軽減されるのでそういう意味でもオススメです!
Robert&Walters(ロバート・ウォルターズ)
Robert&Walters(ロバート・ウォルターズ)は、外資系・日系グローバル企業の求人案件に強い転職エージェントです。僕は、海外プロジェクトにも興味があったこと、友人も利用経験がありオススメされたこともあって、こちら利用しました。
公式サイト:Robert&Walters(ロバート・ウォルターズ)
ここの転職エージェントは、エージェントも外国人の方が多く、海外志向の人にはうってつけだと思います。僕も初回の面談の時に行ったら、いきなり出てきたのが東南アジアのエージェントで、英語の面接になりかなりドギマギしたものになってしまいました^^;但し、日本人のエージェントもいるようなので、もしいきなり英語はキツイ!という方でも利用しやすいと思います。僕も実際、とある案件を紹介されたのが帰国子女の日本人エージェントで、その人のお世話になりました。
また案件も外資企業の様々な案件紹介がかなり来るので、興味ある人はオススメです。僕はほぼ内定先決まった後で、Goo○Eの求人紹介があり、うぉ!と思ったこともあります^^;
ただ、営業はかなり多めな印象です。求人紹介のメールはもちろん、頻度高く電話もかかってきます。(電話はほぼ出られませんでしたが^^;)
また、僕の場合は興味ある案件担当していたのが若い方でしたが、希望年収初めに伝えて、それだったら大丈夫!ということでやり取り進めていたのですが、最終的に先方から提示されたのがそれを下回る額だった、ということがありました。なので、そのあたりはエージェント個人の当たりはずれもあるということを、きちんと認識した方が良いかなと思います。(これはRobert&Waltersに限らず、全ての転職エージェントサービスに言えることだと思いますが)
とはいえ、エージェントはしっかり企業ともやり取りをしているみたいですし、僕の場合も他の転職サービス使って内定先複数で悩んでるって話も聞いた上で、先方企業とも選考日程や条件を交渉してくれたりしたので、外資・グローバル系求人に興味があれば確実に選択肢の一つになると思います!
Robert&Waltersは、外資系に興味があるなら、大手の転職エージェントにはない求人案件もあるようですし、登録してみる価値のある転職エージェントだと思います!但し、英語力はかなり求められたり、エージェントの当たり外れもある可能性あるので、その辺りは初回の面談で相談したり、各求人担当のエージェントと密なやり取りをするのがベストだと思います。
初めての転職、今の自分だったらこうする!
ここまで、僕が利用した各サービスの特徴と体験談をご紹介してきましたが、初めての転職活動をした経験を踏まえると、正直この中での一番のおすすめは、転職エージェントであるdodaです。僕がそう思った主な理由は以下の通りです。
- 自分の考えや希望を踏まえて、転職に限らずキャリア形成についてもエージェントに相談に乗ってもらえた
- 転職活動での応募書類の書き方や、考えるべきポイントについてしっかりアドバイスをもらえた
- 企業との選考交渉や年収等の条件交渉など、転職活動で面倒な手続きの一部を任せることができた
今は転職活動に関する情報もネットを探せばゴマンと出てきますが、とはいえ自分で探すのも大変ですし、そもそも自分にどこまでその情報がフィットするかもわからないもので、特に転職活動が初めてだと余計そうです。(僕が本当にそうでした^^;)一方、転職エージェントは(人にもよりますが)、今までの転職希望者と相対した経験や、企業とのやり取りを踏まえてその辺りを心得てるので、かなり勉強になります。
個人的には、担当頂いたエージェントには、業界の先行きや競合踏まえた業界図などの説明や、キャリアに関する相談も真摯に乗って頂いて感謝しました。
なので、今の自分だったら、まず転職エージェントに登録して、キャリアの方向性に関して相談/転職活動のノウハウ獲得を進めながら、求人選考も進めて、適宜その他の転職サイトで気になる案件に応募するような形で進めるかなと思います。
いずれにしても、転職活動を進める上では「自分がなぜ転職したいのか?」を考えることは非常に重要です。僕もそこを転職エージェントに指摘されて改めて自問しましたが、最後に決めるのは自分自身なので、しっかり考えておく必要はあると思うので、そこはお忘れなく!