こんにちは、ゆーでぃです。
僕は、一時期映画館の近くに住んでいたことがあったため、それから気が向くと映画を観るようになりました。子供ができてからは家でamazon primeやNetflixなどで観たりしているのですが、天気の子に触発されたこともあり、最近はアニメのものも立て続けに観ています^^
今回ご紹介する「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝〜永遠と自動手記人形〜」は、そんな流れもある中でテレビシリーズを観て「面白い!」となり、今回新作なので要チェック!と思って観てきた作品です。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのテレビシリーズを観ていない人は、そちらを観てから映画を鑑賞した方がいいと思いますが、ここではテレビシリーズを観た上での僕が感じた感想を書いていきたいと思います!
若干のネタバレもあるので、前情報なく観たいという方はここでお戻り下さい!^^;
ヴァイオレットの成長がアツい。。。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、元々孤児で戦争で人を殺める道具として扱われてきた少女ですが、ギルベルト少佐と行動を共にすることで少しずつ人間的な感情や文字の読み書きといった教養を身につけます。しかし、戦争が終わったテレビ版の冒頭時点では少佐からの「愛してる」という言葉の意味がわからず、それがきっかけでクライアントが送る手紙の代筆を担う「自動手記人形サービス」通称「ドール」の仕事を引き受けます。
テレビ版でエピソードが進み、他人へ共感したり、自分の感情を表現したりするようになるヴァイオレットは見てて感動的でした。そのヴァイオレットが今回は家庭教師として、クライアントであるイザベラに貴族の教養を教える側に立つのを見ると、まさに劇中でもあったように、ギルベルト少佐とかつてのヴァイオレットの関係を見ているようで、ギルベルトの側に今ヴァイオレットが立っているというのに、胸が熱くなります。。。
しかも劇中、ヴァイオレットが「騎士姫」と呼ばれるシーンがあるんですが、これなんかも戦争で「(道具として)使われてた」過去とは違い、主体的に主人に「(騎士として)仕える」今の姿との違いを象徴するような呼び名かなと思うと、悲しい過去を乗り越えて今はここまで来たんだな、ととっても感慨深く思いながら観てました。。。
どんな形でも”家族”の愛は伝わるというメッセージ
今回のヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝のテーマは色んな見方あるかもしれませんが、個人的には「血の繋がりがなかろうが、離れていようが、”家族”の愛は必ず伝わる」ということなのかな、と考えてます。こうした美しい話でそういうメッセージを改めて伝えてくれたのはとてもいいなと感じました。(ちょっと話的には、テレビ版のアンへの母親の手紙のエピソードに近いものを感じましたが、今回は特に家族の形は血縁ではないんですよね。)
僕がとても印象的だったのは、テイラーが一緒に配達をするベネディクトに語るシーンで「もうねえね(エイミー)との思い出も忘れてきちゃった」的なことを言うんですよね。そういう具体的な思い出は忘れてしまっているけど、それでもエイミーがテイラーを想っていたその気持ちはきちんと伝わっているし、いつまでも残っている。確かに家族の愛ってそういうものだし、時間が経って輪郭はおぼろげだけどいつまでも心に残るってすごいことだよなと改めて再認識できた気がします。
にしても僕もあまり映画で泣かない人なんですが、テイラーがエイミーに書いた手紙を届けるシーンでは、正直目頭が熱くなりました。。。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝を観に行こう!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは本当に万人にオススメできると思います。時間ある方はテレビ版を鑑賞の上、そうでない方もきっと印象に残る映画だと思うので、ぜひ鑑賞をオススメします!
おまけ:劇場版特典の小説もアツい!!
個人的には、劇場版特典の小説が思いの外、良くて感激しました!これは完全にテレビ版鑑賞者向けなので、そういう意味でもテレビ版の視聴をオススメしたいですが、全部揃えたくなりますね。。。